「初夏でしょうか!」 ’99年4月20日
今日は初夏を思わせるような、ちょっと汗ばむほどのとても気持ちの良い天気でした。
ですからガラスサッシを開けて、網戸にしておきました。
しし丸とユキは網戸の前に並んで腹這いになって飽きもせずに外を眺めていました。
メリーはスピーカーボックスの上に横になっていましたし、モコはテレビの上に乗っていました。
網戸から入って来るそよ風が心地良いようで目を細めていました。
ノラ猫だと思うのですが、すごく太った白黒ブチ色でひどく汚れた猫が庭を通りすぎた時も興味深そうに見ていました。
庭と言っても、私の家の庭などシビックを一台停めたらいっぱいになってしまうような狭いものですから、白黒ブチ猫もしし丸たちのつい鼻の先を歩いて行くことになります。
でも、お互いに唸ったりしないでただ見ているだけでした。
これが犬だったら「ワンワン、キャンキャン」とひどくやかましいのでしょうが、しし丸たちは無言のままなので実におだやかな気持ちでいられます。
外はきわめて明るいですから、ユキたちの瞳孔はまるで縦線のように細くなっています。
私が猫の缶詰を買いに行って、帰って来た時にもユキは網戸から外を眺めていました。
私が両手にビニール袋を下げて車を降りると、しし丸たちはそろって玄関に向かって走って行きました。
ビニール袋の中身に興味しんしんなのです。
玄関のドアを開けると四匹が玄関にそろっていました。